現場ミーティングでのポイント
1) メインの相手以外にも問いかける
2) 手元のPC画面を極力見ない
3) 退出時にきちんと片付ける
直接顔を合わせるからこそ、注意すべき点があります
コロナ以降、リモートでのミーティングやプレゼンが増えました
リモートと直接会う形では気にすべき点がかなり異なります
しかしオンラインに慣れていて直接対面するミーティングの経験が少ないため、
「それはお客様の印象が悪いかも・・・」という点が現場でよく見られます
そこで、今回はオフラインミーティングを有効活用するための重要なポイントを3つ挙げます

ポイント1 メインの相手以外にも問いかける
現地でのミーティングでは、お客様側のメイン担当者以外も出席することが多いです
メイン担当者以外にもきちんと話しかけ、巻き込んでいきましょう
リモートの場合、メインの相手(もしくは全体)だけに話すことが多いと思います
例えば、メイン以外の方に何度も「XXさん、意見ありますか」と聞くのは少しハードルが高いですよね
その点、現地の場合は直接お客様を見るて、雰囲気を掴むことができます
話したそうな雰囲気を感じたら、どんどん振りましょう
もし話したそうに見えなくても、意外に意見があることも多いので、どんどん巻き込みましょう
できる限り、「私は関係ない」という傍観者を作らないことで、議論が深まります
傍観者を作ることはデメリットがかなり大きいです。
傍観者については以下の記事もご参照ください
ポイント2 手元のPC画面を極力見ない
手元のPC画面を見る時間は最小限にしましょう
お客様の姿勢や表情などから、
理解できているのか、質問がありそうなのかなどを全力で読み取ることが重要だからです
質問を投げかけるときにも、まずはお客様の様子を見ていることで適切に相手を選べます
そもそもPCばかり見ていると、自信なさげに見えますし
「ちゃんと内容を理解していないかな?」と思われます
前方のスクリーン等を見るのも同じです
説明ではなく、対話をしにきている意識がよいでしょう
リモートミーティングでは画面を見続けるのが普通ですので、
ついそのまま現地でもやってしまいそうですが
非常にもったいないです
ポイント3 退出時にきちんと片付ける
当たり前だと感じるかもしれませんが、経験上、意外にできていないことが多いです
ミーティングから退出する際の行動は、意外に見られています
OAタップ、椅子、プロジェクタなど使用したものはきちんと片付けて出ましょう
特に会議室の次の予約者が待っているときなど、少し急ぐ際は注意が必要です
お客様も急いでおり、片付ける時間がない場合は
「片付けきれなくて申し訳ありません」などと、
せめて気持ちだけでもお伝えしましょう
自分の使用したものだけではなく、
こちらのチームメンバーが片付けていなければ片付けましょうね
まとめ
オフラインミーティングに慣れていると見落としがちな、
お客様との現場ミーティングで気を付けるべきポイントとして以下を紹介しました
メインの相手だけではなく、お客様のメンバー全体を見渡し、巻き込んでいく
手元のPC画面を極力見ないようにし、お客様の様子を常に確認する
退出時にきちんと片付ける
他にもITコンサルの現場で使える知識をブログで紹介していますのでご覧ください
ITコンサルだけではなく、SIerやSESの方々にも有益だと思います