要件定義の進め方その1 ~システムコンサルティング

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システム更改の第一歩

ITシステムを使っていると、様々な課題が出てきます
・なんとなく遅い
・やりたいことができない(機能を使いこなせない)
・やりたい機能をもっていない

しかし、色々気になるところはあるものの、何から手を付ければよいかがわからない
というのがよくあるお悩みだと思います

システムをよくするための対応方針を考える上で重要なのが、最終形を想定することです
日々の業務に追われていると、どうしても短期的な課題の解決(今困っていること)に注目してしまいます
しかし目指す形がはっきりしないまま短期的な課題を解決しても
長期的な問題が解決されず、経営方針に沿っていない状態になってしまうことになります

まずは5年後、7年後に何を実現したいかを想像します
あるべき姿(ゴール)を想像し、その実現に向けて1歩ずつ進めていく形がよいです
ゴールをしっかり見据えた上で、課題を探していくことが重要です

ゴール設定時のポイントは、経営層やITシステム部長など上位層の意見も含めて検討していくことです
現場の担当者だけではどうしても現状を打ち破る発想が難しいですが
コンサルタントは色々な切り口で発想し、将来像をイメージできるようにお手伝いします
ビジネスのビジョンも踏まえて検討することで、メンバー全員が目指すべきゴールを作れるようになります

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